如意輪観音庚申塔

 「晴れ時々曇り ところによりにわか雨か雷雨」の予報の今日、8:30には夕方のように暗くなった。「降る」と言いながら、昨日も降らない雨。 涼を呼ぶ雨は大歓迎なのだが…。
 数日ぶりにまた、練馬区旭町にお散歩。 新築建売住宅の先に、突然のように、鳥居とお寺が見える。

 右は『八丁堀天神社』で、「弘化三年」の刻銘が見える「南妙法蓮華経」の石碑が建ち、左は『本覚寺』という日蓮大上人のお寺。この本覚寺の隣に、さらに浄土宗の『仲台寺(ちゅうだいじ)』というお寺がある。

 すっかり白くなってしまった案内板に

 参道に『(珍しい)如意輪観音庚申塔』があると書いてあるのが読めたので、もちろん?!オジャマした。

 確かに、いままで見た庚申塔は、観音様の立ち姿ばかり。膝を立てた観音様の庚申塔は、はじめて。 観音様には申し訳ないが、私もよくこんな座り方をしているので、ちょっとうれしかった。

 台座には、巣鴨村の人々の名が刻まれていた。