懐古寫眞館【参拾四】

yoko_asami2005-01-09

 私の背後に写っているのは、(当時の)わが家のお向かいの酒屋さん。子供の頃は、空き瓶を持ってお醤油やおソースを買いに行った。樽の下についていた木の栓を開き、枡で量り、漏斗(じょうご)で瓶に入れるのを見るのが楽しみだった。「リサイクル」なんて言葉のない時代、みなそうやって買っていた。使い終わると容器を捨てる今は、ごみが増えるのは当たり前だ。お酒もそうして買っていた。いまや時代劇でしか見ないけど。お醤油やおソースが酒屋さんで買えるとは、今の子はわからないのではないだろうか。
 私がつかまっている自転車も懐かしい。ちょうど頭の位置にある、サドルにまっすぐ伸びたパイプ(?)、乗るときには足を荷台のほうに廻して跨ぐので「オトコ乗り自転車」などと言っていたような記憶がある。「オンナ乗り自転車」は、いまや「ママチャリ」?
 補助輪を外して自転車に乗れた喜びは、今も昔も変わらないだろう。待てよ、今の子はそれより前に一輪車に乗れるのか。(^o^;)
 なんの氣なしに検索して見つけた『自転車広場』HPの「自転車の歴史…」がおもしろかった。http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/japanese/