ぎんなん豊漁

 雨は朝にはやみ、遠く太平洋を通過している台風の影響で、北風の強い日曜日。早朝にお散歩に出かけ、ぎんなんを拾ってきたと母が言うので、私も(念のため?!)レジ袋持参でいちょう通り ⇒光が丘の「いちょう通り」 - つれづれなるままに・・・♪ に行ってみる(…と言っても、すぐそこなんだけど)。
 一番手前の樹の根元に、早くも7-8粒落ちている。既にあらかた拾われた後で、まぁ収穫はこれくらいだろうと、ポケットに入れた。しかし、歩いている先々で落ちている。

 写真を撮っていると、風が吹いて、またポタポタと音を立てて落ちてくる。ポケットには入りきらなくなり、レジ袋に入れる。しかし、拾った後の手はクサイ。(~_~;) それでも、こんな双子ちゃんを見つけるとうれしくなり、母の樹の穴において撮影。

 私の場合、お散歩と撮影とぎんなん拾いをしているのだが、拾っていると、ほんとおもしろい。遠くのほうから、手招きして「ココに落ちてるよ」と呼んでくれる。そばにいたおばさまがそちらに飛んでいく。ワンちゃんをお散歩している奥様が「みなさん あとの処理が面倒なのに、よく拾われますよねぇ〜」と言い、3歳くらいの男の子と光が丘公園に遊びに来たらしい若夫婦の奥様が「それ、なんですか?」と聞く。「ぎんなんだよぉ」と言うと「えぇ〜 ぎんなんてこういうのなんですかぁ〜? 干してあるのしか見たことない」と…。 かわいい双子ちゃんのぎんなんを、「お手手くさくなるかも知れないけど」と言ってボクにあげたら、かわいいお手手で大事そうに受けとってくれた。
 いちょう通りを歩く中、なかなか樹になっているぎんなんを見つけられなかったのだけど、あった、あった。こんなにたっぷり!

 さらに、ぎんなんをレジ袋に入れて歩いていると「向こうにたくさん落ちてるよ」と、教えてくれるヒトまでいる。ちょっとヒト疲れ?!してしまい、道を外れる。垣根に落ちてたどんぐりは、ポッケに入れて帰路につく。

 光が丘に越してきて20数年、はじめて収穫できた!ぎんなんと、(おまけの)どんぐり。

 樹によって、できる実の大きさがかなり違う。 双子ちゃんと葉っぱつき。