テレビCM

 昨日の新聞に書かれていたこと。震災後、11-13日はCMを飛ばして特別報道体制を組んだ民放キー局は、14日以降、スポンサー側の自粛でCMが流されなくなり、それを埋めていたのが「AC(公共広告機構)」のCM。(「ACジャパン」は、広告を通じて各種のキャンペーンをする民間団体で、広告を扱う約1,200社が会員となっているそうだ。)
 その「AC」のCMは、確かに毎日、(失礼ながら)これでもか!というほど見ているが、“被災地以外の視聴者”から「最後のエーシーという音声が耳障りだ」と苦情が寄せられたそうで(まったく!世の中には、ワガママを言うヒトが居るもんだと思ったが)、昨夜の民放CMからは、この「エーシー♪」の音が削除されていた(ただし、TV東京は、そのまま)。
 新聞記事の最後を引用する。『こういう非常時だからこそ過剰にピリピリせず、寛容の心を持ちたいものだ。そうでなければ、民放の生命線と言えるCMの“復旧”はおぼつかないだろう。』

 ちなみに、ラジオでは「エーシー♪」の音声は削除されておらず、そのまま流れている。ちっとも耳障りではなく、かえってホッとする音だと思う。