「栗の実」に学ぶ

 昨日は雨あがりのむし暑い日だったけれど、今日は、秋晴れぇ〜\(^o^)/ 湿度も少ないようだし、天氣予報には雲マークもついていないし、快適っ!


 毎年撮っている栗の実だけれど、


▲この写真で、「栗って三つ子なんだ」と、(いまごろ?!)氣づく。

 Facebookに『栗は三つ子』の写真を投稿したところ、「調べてみたら、ほとんど三つ子」、「真ん中の栗が甘栗に使われているのかしら?」 等々のコメントをいただき、おもしろかったので調べてみた。

 Wikippediaによると(一部抜粋) 「一般に雌花は3個の子房を含み、受精した子房のみが肥大して果実となり、不受精のものは、しいなとなる」と書いてあった。
「しいな」ってなに? 

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しいな〔しひな〕【粃/秕】
・殻ばかりで中身のないもみ。
・うまく実らないで、しなびてしまった果実。

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 さらに、【三つ栗(みつぐり)の】は、枕詞(まくらことば)だと知る。「いがの中にある三つの栗の実の中央のものの意から、「なか」にかかる」と。万葉集に詠まれているそうだ。
万葉集1745番▼

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原文: 三栗乃 中尓向有 曝井之 不絶将通 従所尓妻毛我よみ: 三栗の那賀(なか)に向へる曝井(さらしゐ)の絶えず通はむそこに妻もが
意味: 那賀(なか)に向って、流れてゆく泉のように絶えることの無い様に通っていこう。そこに愛しい妻がいてくれたらもっといいのになぁ。

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 以上、「栗の実三つ」から学んだことでした。(^-^)