思い出の品‥

 最低氣温は−0.9℃だったものの、12.7℃まで上がってあたたかだった昨日、 MUGで30年来のご縁があったかた(K.Kさん)の訃報が届いた。1951年生まれの64歳。 今年に入って体調を崩され、1月下旬に入院。 そこで末期ガンがわかり、2月4日(木)16時31分、お嬢さんからのお知らせによれば「安らかに、眠るように旅立って行きました」とのこと。 あっという間に逝ってしまわれた。

 東日本大震災当時、福島・富岡町にお住まいで、ご家族(奥様、お嬢様、愛犬)と避難。スクリーニング検査を受けた後、神奈川、そして小平で避難生活。その後、安達太良山のふもとにある仮設住宅に移られ、昨年末、その大玉村を永住の地と決め、転居されたばかりだった。

 ちょうど2か月前の昨年12月5日、鎌倉で開かれたNPO MUGの忘年会(&二次会)にご参加され、楽しく元氣にお酒を酌み交わし、お泊りされたホテルのある(ご出生地の)川崎まで、一緒に電車で帰ってきた。それがお別れになるなんて、想像だにしなかった。

 その日にプレゼントしていただいたこの2つが、思い出の品となった。
 大きな起き上がりこぼし
 鳩サブレーのふせん
鎌倉「豊島屋」さんでしか買えないのだと言っていらした。


お通夜は今夜、告別式は明日。弔電でお別れをした。