12/4石巻視察

 総勢20名で6台の車に分乗し、仙台市内のホテルをAM9時に出発、石巻に向かった。石巻にはまだ、がれきの山や、津波で流されてぐしゃぐしゃになった車が山積みになっている場所もあり、車中から眺めるだけでも、その被害の大きさがわかる。
 石巻肴町にあった工場が津波被害に遭った、Hさんの食品加工会社を見せていただく。ヘドロは片づけたそうだが、山にあたって引き返してくる往復津波に浸かってしまった機械類は、もう使い物にならないので、手つかずのまま残っている。










 あの日のまま残る

震災前に屋根を直したばかりだったそうで、「屋根だけきれいに残った」と、明るく語られていたHさんであった。



快晴で、写真では穏やかに見えるが、ものすごい強風が吹いていた。


▼市内に残る爪痕




 半分燃えた小学校



次に伺ったのは、石巻市中央で料亭を営むSさんのお店。先頃、お弁当と仕出しで営業を再開されたそうだが、お店の1階はまだこんな状態。

 1階の調理場

 壁に残る津波の跡


たいへんななか、20名分の昼食を用意して下さった。
 石巻焼きそば
 くずかけ
 ずんだ団子
焼きそばも、くずかけも、ずんだ団子も、とぉ〜ってもおいしかった。(^-^)


石巻は、地盤沈下していて、歩道にもこんなふうに波打っているところがある。


川の真ん中にあった神社、いまはこんな状態。




 この後、Sさんご夫婦も交えて、Hさんが新しく作られた工場を見せていただくために、塩竃に向かう。(明日に続く)