谷中界隈あれこれ

 またお天氣は下り坂、昨日の夕方から雨が降り出した。今日は、「一日中、雨が降ったりやんだり」の予報。
 さて、「4/24認定日散策ツアー」の第二弾。
迷子になりそうな(笑)谷中霊園を抜けて、『愛玉子(オーギョーチー)』で、おやつ。

以前見たテレビ番組で、この店には古くから数々の著名人が訪れていて、その人達がお決まりで座った椅子が「出世椅子」と言われていると知ったので、その椅子の写真を撮ろうとしたら「店内の撮影はご遠慮ください」と言われた。
▼これは、撮っても良いとご了解をいただいて撮影。
 氷オーギョーチー
 オーギョーチー
見た目はトゲトゲのピータンみたい(笑)な、台湾の果実「愛玉子」の種子を寒天状にしたもの。それ自体に味はなく、レモンシロップがたっぷりかかっている。暑い日だったので、とってもおいしくいただいた。(^-^)



上店↑と同じ「台東区上野桜木」という住所(上野桜木交差点の角)にある『台東区立下町風俗資料館付設展示場』、旧吉田屋酒店。

江戸時代以来の老舗で、昭和61年まで営業していたそうだ。建物は、明治43(1910)年築とのこと。中には懐かしい帳場や容器などが並び、外には↓井戸もある。


道を挟んだ対面にある(住所は台東区谷中)、『カヤバ珈琲

その対面の酒屋さん↓は、営業中。


谷中銀座商店街に向かうために、もう一度谷中霊園を通り抜けると、珍しい「鬱金桜(うこんざくら)」が咲いていた。

別名「浅黄桜(あさぎざくら)」とも呼ばれており、4月中旬頃に浅黄緑色の八重の花が楽しめます。旧天王寺境内だった谷中霊園には浅黄桜が多く植えられていたらしく、二代目歌川広重が描いた「江戸名所図絵 天王寺」のなかで「谷中天王寺 …中略… 境内に桜木多し、なかんずく浅黄桜の名木あり」と評され、江戸庶民に愛されていました。最近では見かけられなくなりましたが、「第9回谷中花のフェスティバル」を機に植樹した』と書いてある。


きれい。(^-^)



また寄り道した「谷中大黒天」の境内にあった「娑(沙)羅双樹



いよいよ『谷中銀座商店街』へ。
向かう道すがら見えた、楽しい看板。

「夕焼けだんだん」


jigoさん>>この写真の右端の看板見てね、「鮨 魚て津」があるの。(^o^)

谷中銀座商店街は、「撮影禁止」の札を掲げているお店もあれば、撮っていたヒトが「撮るときは、声をかけてね」などと注意されていたので、触らぬ神に祟りなし?! 写真は一枚も撮らなかった。

酒屋さんが、店頭で生ビールを販売してくれているので、隣の肉屋さんで、メンチとうずら卵のフライを買って、酒屋さんが椅子代わりに出してくれたビールケースに座っていただいた。揚げたてのフライ、注ぎたての生ビールは、おいしかった。(^-^)



商店街を抜けた先にある、のこぎり屋根の建物。製版屋さん



“ごはん一杯分のカロリーがある”という(笑)愛玉子と、メンチ&うずら卵と生ビールで、お腹はかなり一杯だったけれど、千石龍クンお勧めの定食屋さん『日本料理 浅野』(文京区千駄木3-37-12)に落ち着く。

お勧めの穴子の天ぷらや、煮物の盛り合わせ、お刺身の盛り合わせを



とっても、おいしくいただいた。(^-^)